2014年3月27日木曜日

3.11を忘れない ~みんなで思いを届けよう~ Part 2

中央YMCA宮古市内での復興支援活動のご報告

中央YMCAでは、先日3月15日(土)に「3・11を忘れない~みんなで思いを届けよう~ Part 1」として、現地に思いを届けるメッセージカードの作成と、東日本大震災復興支援街頭募金を実施して、その様子をブログに報告いたしました。今回はその続編として、盛岡YMCA宮古ボランティアセンターにご協力いただき、現地の仮設住宅を訪問して、お住まいの方々に私たちの思いを伝えながら、前回のプログラム中に作成したメッセージカードを、現地入りしていたボランティアの方々と一緒に直接届けてまいりました。また、中央学童の皆さんより、贈り物としてお預かりしたコースターも一緒に届けてまいりました。
仮設住宅集会所にお茶を飲みに来られていた方々と、一人暮らしをされている方を中心に、仮設住宅を一軒ずつまわりながら、玄関まで出てこられた方々にその場で一枚ずつ直接お渡ししました。
カードとコースターをお渡しすると、「メッセージの言葉でとても元気づけられます。遠くからご支援ありがとうございます。横浜の皆さんに宜しくお伝えください。」といった心温まるお言葉を皆さんよりいただきました。また、一部のカードは仮説住宅の自治会長さんにお願いをして、仮設住宅の集会所の中に貼りだして、なるべく多くの方々の目に触れられるように、お願いをしてまいりました。また、コースターの一部は、集会場で定期的に行われるお茶の会で使わせていただきたいという事で、自治会長さんにお渡しいたしました。

寒い東北も間もなく春を迎えようとしていますが、今年は特に降雪の多い年で、3月下旬にもかかわらず、たくさんの雪が残っていたということもあって、急きょ雪かきのお手伝いもしました。ご高齢の方が多く生活をしている仮設住宅では、除雪作業がスムーズにいかない箇所が多くあります。

寒い東北も間もなく春を迎えようとしています。ただ、当初は2年と言われていた仮設住宅の生活も、復興住宅の供給率が現在でも10%に満たない状況で、既に3年が経過し、精神的なストレスを抱える方が多くいらっしゃいます。将来がいまだに見えない状況で、狭い仮設住宅で不便で困難な生活を強いられている被災された方々に対して、これからも継続していかれるように支援の輪を広げていきたいと思います。
(中央YMCA 大谷昭雄)