2013年3月15日金曜日

「子どもたちがレンズを通してみた被災地」写真展が始まりました



 横浜YMCAでは、東日本大震災によって被災した人々への継続した支援活動を続けていますが、2年目を迎える今月、県内各地で「3.11を忘れない」をテーマにさまざまな取り組みを行っています。このうち、被災地の子どもたちが撮った写真を通して被災地を考える「子どもたちがレンズを通して見た被災地」写真展が3月12日(火)から18日(月)までの1週間、みなとみらいギャラリー(みなとみらいクイーンズスクエア)で始まりました。(入場無料。開催時間は午前11時~午後7時 *最終日は午後5時まで)
 この写真展は、アメリカ人写真家ブルース・オズボーンさんが震災後に、写真の力で被災地の人々の元気を取り戻せないか、明日への力になれないか、家族の絆を一層強めて一筋の希望の光となって未来を照らせないかという願いをこめて、東北各地で子どもたちを対象にした「ワークショップ」を開催し、子どもたちが撮った写真約80点が撮影した子どものコメントとともに展示しているものです。
あわせてブルース・オズボーンさんが被災地で撮影した写真を集めた写真展「あなたに、ありがとう」も、期間中、同時開催しています。オズボーンさんの写真のテーマは「親子」で、被災地で、瓦礫や津波で打ち上げられた漁船を背景にした写真など、前向きに生きる親子の姿をいきいきと捉えています。
 写真展開催中の3月17日(日)午後1時からオズボーンさんによるワークショップが開かれます。ワークショップでは、さまざまな写真の撮り方について楽しく学びます。対象は親子または中高校生で、参加費は無料。申込みは横浜YMCA本部事務局:電話(045―662―3721)、ファックス(045-651-0161)、メール(kokusai@yokohamaymca.org)でお申し込み下さい。先着20人まで。
(広報センター 高具雄一)