2011年5月25日水曜日

現地で感じるそれぞれの思い

横浜YMCA・被災地応援ボランティアバスの第3弾のご報告
5月20日金曜日23時出発し21日、22日の土日にかけて横浜YMCA被災地応援ボランティアバスの第3弾を実施いたしました。今回は、スタッフ、ユースリーダー、学生を中心に29名のグループにて宮城県南三陸町、志津川に出向き、避難生活をするこどもたちを一同に集めての昼食付(炊き出しをしました)のレクリエーションDAYを行いました。この小学校でも高台にあるにも関わら2mほど浸水した為、こどもたちが使うサッカーボールやバスケットボールなどを寄贈し、仙台YMCAのリーダー主導となるイベントとなりました。
横浜YMCAのボランティアグループは、21日土曜日は避難所の生活の片づけや引っ越し作業、支援物資の片づけなどを行い、次の日の22日日曜日はレクDAYの炊き出しを中心に行いました。体力的にきつい日程でしたが、ボランティアバス参加者は笑顔と元気を届け、一生懸命に活動に従事されていました。支援、応援はまだまだ続きます。
是非多くの方のご参加もお待ちしております。以下参加された方のコメントを紹介させて頂きます。

『2回目のボランティア参加でしたが、現地にて仙台YMCAのスタッフと無言の握手をかわせて頂いた時非常に胸にくるものがありました』

『こどもたちと触れ合うことができてよかった。こどもたちが元気で楽しそうで何よりだった』

『今回参加ができなかった学生から被災地の方への手紙を託された。しかし 避難所にはすでにいらっしゃらず渡すことができないと断念したが、偶然にも小学校で再会でき渡すことができた。人のつながりに役立てることができてうれしい

『こころの傷がある子、爪を噛んで参加しない子、ごはんをみんなで一緒に食べられない子が見受けられた。まだまだケアが必要なんだ、時間が必要と感じた。自分に何ができるんだろうと考えた』

『引っ越しや草刈の手伝いができてよかった』

『こどもたちの存在(元気に過ごす様子)が明日への姿だと思った』

『こどもたちがいる限り、必ず復興する未来がくると信じる

『戦後の広島の様子を思い出した。70年は草木も生えないと言われたが復興をした。かならずここも復興できると信じている』

『前回よりきれいになってますねと言ったら、当たり前です、きれいにならないと困りますから…と言われ現地の生活者の負担が感じることができ配慮のない自分を感じた』

現地スタッフの方より『ここ志津川は本当に美しい風景のまちなんです。家も何もかもなくなり景色が変わりました…だけどかならず夏には美しい風景がまた見えるはずです。是非またみなさん遊びにいらしてください。本当に ありがとうございました』