2011年3月30日水曜日

東日本大震災被災者支援活動報告①

横浜YMCAでは、東日本大震災による被災者を支援していくため、日本YMCA同盟による支援の一環として職員派遣を全国協力として行っています。3月22日(火)~3月30日(火)の9日間にわたり、大谷昭雄スタッフ、大塚英彦スタッフの2人は、岩手県宮古市にある日本基督教団宮古教会を拠点に、教会の片付け・掃除、スタッフ・ボランティアの受け入れのための整備、地域からの支援についての聞き込みなどの活動を行いました。以下は2人からのレポートです。
 
3/24-日本基督教団宮古教会周辺にて話や作業を進めながらまずは信頼関係を作ってきました。それと同時に避難所を回り被災者のニーズを調査し多くのボランティアが来たときに動けるように準備をしました。
3/25-市役所や社協など行政ともコンタクトをとり、ボランティアセンターの立ち上げに向けて準備にあたりました。

3/26-駅前からの目抜き通りは、主だったものは回収業者に撤去され、近日中にはもとの活気のある商店街に戻りつつあります。しかし、一本路地を入ると乗用車が折り重なり、漁船が道を塞ぐように立ち往生していたり、全壊半壊した家屋がそのままになっていたりと、震災から2週間以上たちますが、いまだにその爪あとを残しています。また、田老地区や赤前地区などは町全体が壊滅的で多くの家屋が跡形もなくない状態で、住民はただ呆然と立ち尽くすしかないといった光景を目にします。
3/27-宮古市北部にある田老地区(津波によるダメージが大きい場所)にある避難所に行きました。大津波により町のほとんどが壊滅状態で、家屋も押し流され、残骸すら何も残っていないエリアもあり、住民はただ呆然と立ち尽くすことしかできないといった状況です。10mの高さの防波堤も、自然の猛威の前にはどうにもならなかったようです。現場は現在自衛隊が作業中で、幹線道路や瓦礫を運搬する道路は何とか開通していますが、重機が入らないことには何も手をつけられません。宮古市街の避難所のように、1階部分の損壊や浸水などの被害はありましたが、2階部分にはなんとか住める住居が数多く残るエリアとは異なり、田老地区では多くの方々は家屋を失い、避難所から帰るところがありません。これらの避難所では心のケアが必要になると思います。
3/28-震災が起こってから3週目に入り、仮設住宅の申し込みが28日より開始されました。また市街地の避難所からは、半壊・浸水した家屋の片付けが終わった住民が、徐々に退所しはじめています。さらに避難所が統廃合されて人数が減り、残された入所者を抱える避難所では、メンタル面でのケアといった新たな問題が出てきます。また仮設住宅に入所できたとしても、慣れない環境であるがゆえに問題はさらに続きます。
(YMCAつるみ保育園 大谷昭雄 ・ 鎌倉YMCA 大塚英彦)